- タームレーダーとは
- タームレーダーは、マイクロ波のドップラーセンサーによるセンシング技術と高解析アルゴリズムを応用し、直接目視確認することのできない壁内や床下などに活動するシロアリの生息調査を非破壊で実施できます。
マイクロ波は金属以外は透過するため、多くの建材(木材・タイル・モルタル・石膏ボード等)に対するシロアリの生息調査が可能です。高気密高断熱住宅や狭小床の住宅が増える中、従来の目視や打診だけでのシロアリ調査だけでは、その調査精度に限界がきています。非破壊で科学的かつ客観的にシロアリの生息確認ができるタームレーダーは、これからの蟻害調査には必要不可欠な検査ツールです。
タームレーダーの使用においては、国内電波法の問題はなく、免許も不要で誰でも簡単に使用できます。また、コンパクト設計で持ち運びも容易なため、いつものシロアリ調査のお供として心強い味方になってくれるはずです。 - タームレーダーがもたらす新しいシロアリ検査
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精度
- 従来のシロアリ調査は目視と打診が中心で、経験や技術がその精度を左右するものでした。しかし、近年の家屋構造の多様化・複雑化に伴い、この方法だけでは十分に調査ができない場面も出てきています。特に、大壁造りの構造、玄関周り、湿式のトイレや浴室などのタイル下、基礎外側断熱工法、狭小床など挙げればキリがありません。タームレーダーは非破壊で、このような目視の難しい箇所のシロアリ生息調査が可能になります。また、シロアリ調査では床下進入による目視調査が最も正確と言えますが、床下進入せずともそれを補うことのできる検査ツールにもなります。
効率化
- 検査結果をまとめるのに時間を費やしてはいないでしょうか?タームレーダーでは専用アプリに従って検査を進めるだけで、点検報告書が作成できます。報告書表紙の作成や写真の差し込みや図面への検査箇所No.の落とし込みなど容易にできます。また、報告書はクラウド上の専用サイトで管理できるため、欲しい時に必要な報告書を簡単に抽出してPDFデータとして出力することもできます。報告書作成や作成した報告書の社内共有化、欲しい報告書の検索など効率化に関わる時間や仕組みに悩んでおられる方は多いのではないでしょうか?タームレーダーは、これらの課題も改善します。
信頼
- 目視で確認できるくらいシロアリ被害が広がってしまっているような状況であれば一目瞭然なのですが、壁内や床下だけでの比較的軽微な被害だけであれば、その状況のリアルさをお客様に伝えるのはなかなか困難です。そこで、従来のシロアリ調査にタームレーダーを加えることで、精度や効率化だけでなく、科学的かつ客観的な検査の実施が可能です。結果、お客様からは高い信頼を掴み取ることができ、友好な関係を築くことができます。
コミュニケーション
- 目視や打診による調査で、客観的にシロアリの被害状況を伝えるのは非常に難しいです。しかし、タームレーダーを使えば見えないシロアリの動きの「見える化」ができるため、顧客に対し安心を与えることができます。また、その反応を見ながらシロアリ被害の状況説明、シロアリという生き物に関する話題など話が盛り上がるため、顧客とのコミュニケーションが図れます。
- 従来のシロアリ調査は目視と打診が中心で、経験や技術がその精度を左右するものでした。しかし、近年の家屋構造の多様化・複雑化に伴い、この方法だけでは十分に調査ができない場面も出てきています。特に、大壁造りの構造、玄関周り、湿式のトイレや浴室などのタイル下、基礎外側断熱工法、狭小床など挙げればキリがありません。タームレーダーは非破壊で、このような目視の難しい箇所のシロアリ生息調査が可能になります。また、シロアリ調査では床下進入による目視調査が最も正確と言えますが、床下進入せずともそれを補うことのできる検査ツールにもなります。
- 仕様
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項 目 詳 細 サイズ 幅:300~400mm高さ:54mm 重量(センサー部のみ) 約460g 検査対象 金属類を除く木材、モルタル、石膏ボード、タイル等 検知幅 523mm(対象から250mmの位置の場合) 最大検知距離 約500mm(対象の材質,生息数により異なります) 検知深度 40-50mm程度(対象から250mmの位置) ドップラーセンサー 24GHz帯マイクロ波センサー(Innosent社製 IPS-154×3) Bluetooth Version 2.1 EDR準拠 バッテリー ニッケル・水素充電池 単3×4(連続稼働約4時間) 対応機種 Android5.0以上 セット内容 タームレーダー本体・専用ソフトケース・二ッケル水素電池 単3×4・充電器・USBケーブル・取扱説明書
タームレーダーによるシロアリ検知の仕組み
- タームレーダーの検知技術
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1.マイクロ波のドップラーセンサー
- マイクロ波は金属以外のものは透過するため、木材内部を加害するシロアリだけではなく、石膏ボードやタイル、モルタルなどの奥で活動するシロアリの活動も検知できます。目視調査では見つけられなかったシロアリを発見することができます。内部に生息するシロアリにマイクロ波が当たった際に生じた反射波(ドップラー波)のズレや大きさを検知することで、シロアリの生息状況を確認します。マイクロ波は、24GHz帯の非常に微弱なものを使用しているため、使用に関しては特別な免許や届け出も必要なく、安全に誰でも使用することができます。
2.シロアリ検知に特化した独自アルゴリズムによる高精度フィルタリング技術
- マイクロ波はいろいろなものに反射し、跳ね返ってきます。そのままの反射波を検知するだけでは、目的の波長以外のノイズを拾いすぎてしまい、シロアリによる反応なのか、それともそれ以外の反応なのかの判断のつけようがありません。タームレーダーでは、それをなるべく解消するため、生体バイタルセンサーで用いられていた心拍・呼吸・体動の波形を区別する既存技術を応用し精度を高めました。マイクロ波センサーで取得したデータを独自アルゴリズムによる高精度フィルタリング技術により、シロアリに特化した動きの波形を抽出するようにしています。
- マイクロ波は金属以外のものは透過するため、木材内部を加害するシロアリだけではなく、石膏ボードやタイル、モルタルなどの奥で活動するシロアリの活動も検知できます。目視調査では見つけられなかったシロアリを発見することができます。内部に生息するシロアリにマイクロ波が当たった際に生じた反射波(ドップラー波)のズレや大きさを検知することで、シロアリの生息状況を確認します。マイクロ波は、24GHz帯の非常に微弱なものを使用しているため、使用に関しては特別な免許や届け出も必要なく、安全に誰でも使用することができます。
- タームレーダーの仕組み
- メーカー
- 環境機器株式会社
URL:https://www.termradar.com/